On Line Leak Sealing

バルブグランドの補修

 

 

 スタフィンボックスに向け穴あけ、タップ加工を行います。開口部は下部より1/3ぐらいの高さが理想です。またネジの深さは、最低でも10割、できれば12割、つまり10mmのネジを切るなら12mmの深さがほしいところです。最新の高圧バルブでは、スタフィンボックスの非常に浅いものがあるので、構造を確認してから穴加工にはいるべきです。

 

  コック付のアダプターを取り付けます。アダプターの材質は高温材でできています。

 

  コックを閉めるまでの一瞬、流体が吹き出る可能性があるので、アダプターの延長線上には、作業員を含め誰もいないことを確認してから貫通します。コックは瞬時に閉められる状態にしておきます。

 注入ガンを取り付けコンパウンドの注入をします。このときグランド押さえの締め代が十分でないようなら、ナットを緩め押し上げておきます。漏洩が封止できたらナットのトルクで注入圧の確認ができます。圧力をかけすぎないようにします。

ユニオンタイプ

 

コンパクト弁

 

 この工法は、様々なタイプのバルブグランドに適応できるのはもちろん、グランドパッキンを使用した、軸封のほぼ全てに応用することができます。また、スタフィンボックスは非常に強固にできているため、注入圧は高めに設定でき30MPaを超えるような流体にも適用でき、かつ、確実性の高いリークシールができます。

 グランド用のコンパウンドには、ゴム質はほとんど含まれず、グラフォイルや炭素繊維などの繊維で補強されていて(もちろんアスベストは使用しておりません)、増し締めや、ステム操作も支障なく行うことができます。

 

 

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